そして...
話は変り...
Jackは3兄妹で公園に捨てられていたところを保護された子だったせいもあり、自宅に連れて帰ってから、怯えてチェストの下に逃げ込んだけど、威嚇はなく、抱くことも出来、夜泣きは1日でおさまりました。
Cさん、一生懸命momや子供たちの保護を頑張ってlilyの兄妹、もう1匹を保護!
近所の方が「可愛いし、とっても良い子だからウチで飼う!!」と、直ぐに家族が決まり...
けど、momは典型的な野良、全然捕まえられず...。
残りの子供、最後の1匹も捕まらず。
11月5日、相方さんがSK8でいなかったし、両親とCさんのお店に行った時、
「momは来てるんだけど、子供が3日間来てないのよ...。」と心配をしていた矢先、
店先に、3日振りに子猫ちゃんが現れて、Cさんもホッとして...ご飯をあげて。
「良かった...!でも、この子、警戒心が凄くて全然捕まらないのよ...。」と言っていて、
ワタシは始めて見たので、実家のlilyと毛色や顔がそっくりで、可愛いな...なんて思い、見ていて。
確かに警戒心が相当強く、ずっと見つめているだけで逃げ出し、
それでも、ご飯食べたさに、お店の入り口にあるご飯を少し食べては逃げ...
そんなことを繰り返し...
Cさんが突然、
「やった!!!捕まえた!!!」と騒ぎ、
見ると、首根っこをつかまれ、大人しくいるlilyの兄妹... XD
流石!!と思ったのは、
洗濯ネットの中にサッと入れていたこと Lol
ワタシがネットに入った子猫ちゃん(lilyと同じだから、今は生後3ヶ月。女の子。)を膝の上に置いて撫でていたら、とっても大人しい...!!!
ワタシ、一人っ子ということ、両親が犬猫問わず大好きだったことで、物心ついた時から犬や猫がいたし、
子供の頃、何度か捨て犬や猫を拾ってきては怒られた記憶があります... Lol
だから..
抱いたりすると...
もう駄目なんです。
その、抱いた子を置いて帰れなくなるんです。
そんな訳で、
ほんの2時間程度だけど、膝の上で大人しくしていたlilyの兄妹を置いては帰れず、相方さんに無許可で、
Cさんにも、「もし主人の許可が出なければお返しするしかないんですが、一応連れて帰ってみてもいいですか?」と言って、
「全然大丈夫!無理しないでね!なんだかごめんね。もし無理なら、保護活動してる方々に連絡はしてあるから大丈夫!」と言っていただき、タクシーで連れ帰り、8:30pmに自宅に着いて、洗濯ネットから出した途端、カウチの下に逃げ込み威嚇をしてくる。
これに関しては想定していたし、驚く事はなかったけど、11pm過ぎから夜泣きが始まり、
これも環境が急に変わり、momと離れてしまった寂しさからくるもの、
また、恐怖と不安でいっぱいなんだ。
と分かっていたので、一睡もせずカウチの隣に横になり優しく声を掛け続けました。
朝方...5:30頃に、
「大丈夫だよ!心配いらないよ!抱っこしよう!」と声を掛けてから、様子をうかがい手を伸ばし...
思いっきり噛まれ大出血。
引っ掛かれ多少出血 XD
性格がキツイんじゃない!!恐怖からくるもの!
lilyのように1ヶ月で親元を離れ、あまり知恵を付けることなく人間の愛情を受けた子とはやっぱり違います。
3ヶ月、momと過ごし、色々と学び、不信感も強く感じ、食べれたり食べれなかったり。
熟睡なんて出来なかったでしょう。戦々恐々と過ごしていた筈です。
人間は怖いものだ。
と、3ヶ月ながらに感じ生きてきたに違いありません。
ワタシは、戯れて引っ掻かれたことはあるけれど、本気で噛まれたり引っ掻かれた経験は無く、
理解しながらも正直、面食らいました。
こんなときは決して無理に近づかず、時間の経過とともに距離を縮めてくるのを待つのみ。
恐怖心を解く必要があるので、とにかくご飯をあげて、声を掛けて、
「安心なんだ!信じれる!」と思わせることが大事。
と、本やインターネット上にはあり、
その通りにしていました。
日曜日の夕方までご飯も食べてくれず、相変わらずベッドの下にいて、
トイレに入った様子もない。
不安でたまらくて、Cさんに相談したり、猫好きの仲良くさせて頂いている近所のお蕎麦さんに相談しに行ったり、友達や母にも相談して。
でも、日曜日の夜から少しずつご飯を食べてくれて、物音がするのでベッドルームを覗くと、ベッドから出て探検し始めていたり ;)))
刺激をしないように、ベッドのスプリングの部分をリビングに運び出し、リビングでワタシや相方、charlotteは寝るようにして。
11:30pmくらいに、寝る為!というよりは、子猫ちゃんが活動出来るように静かにしよう!という感じで、間接照明を付け、リビングで横になっていると、フレームと板だけになったベッドの下からしばらくこちらを覗き、鳴いている。
中々出て来ない。
でも、しばらくして、
静かに見ていると、始めてリビングに恐る恐る出てきて様子を伺っている!
しかも鳴きまくりながら。
でも、ワタシたちが少しでも動いたりすると、ササッとベッドの下に逃げ込んでしまう...。
そして土曜日から火曜日までの4日間、11:30pm-6:30または7amまで叫ぶような声で鳴き続け、
相方さんには耳栓をしてもらい、ワタシは毎日30分程度しか寝れていない状態で。
とにかく恐怖心だけは与えたくない!少しでも心を開いてほしい。
優しく声を掛け、極端に近づかず、ご飯をあげて、寝ないで子猫ちゃんの側にいました。
とはいえ、ワタシも仕事がある訳で。
毎日、家にいることが出来れば昼間寝たりして疲れも溜まらなかったかもしれません。
ある程度、人馴れした猫ちゃんは、本来は夜行性だけど、人間と同じような生活リズムになり、昼間でも夜でもしっかり寝てくれるようになります。
でも、人馴れしていない猫ちゃんは昼間ガッツリ寝て、夜活発になる。
これは仕方のないこと。
本能だし。
ワタシ自身、日によって帰宅時間が違いますが、早ければ5pm少し過ぎた頃、遅いと7:30pmくらいの日もある。
帰ってくると簡単に掃除機をかけたり、
朝、洗濯が出来なかった日は洗濯をして乾燥機にかける。
それから夕食の準備。
愛犬や愛フェレット!?XD の世話。
そんなことをしていると、相方さんの帰って来る時間。
こんな毎日を過ごしているし、
寝不足で、辛くても寝る訳にもいかず。
根本的に、許可無く子猫ちゃんを連れ帰って、
相方さんは、
「連れてきたんだから家族になるしかないでしょ XD」
と言ってくれた訳だし、責任があるので忙しいだの、辛いだのは言える立場ではないし。
日に日に動きが活発になってきてる!
ご飯も沢山食べてくれる!
うちの母が作ってくれたトイレでしっかり出来てる!
で、
子猫ちゃんのことで両親が車で我が家に来てくれた際、母は猫ちゃんの扱いに慣れていて、素早く取っ捕まえて、お風呂にまで入れて、その後はあやしながらタオルドライしてました Lol
...ちょっとずつ変わってきてくれて嬉しくてたまらなかった半面、
相変わらず、近くまできても触ることは出来ず。
威嚇もする。
夜泣きも全く変わらない。
寝ずに4日間が過ぎ、仕事にも影響し、相方さんも、ワタシよりは寝てるけど、熟睡は出来ていないから疲れ始め...多少ストレスにもなり始め、
ワタシは、疲れ始めている相方さんを見るのが辛かったし、申し訳なく思っていたし、ご近所にも迷惑を掛けてるんじゃないか?と不安にもなり。
精神的にキツくなってました。
猫ちゃん、相方さん、ご近所の心配。
我が家に来てから5日目。
頭がボーっとしている中で、
...やっぱり無理があるのかもしれない。
と強く感じ始めて。
考えた末、水曜日の朝、
相方さんに、
「今日、Cさんに来てもらう。この子のことは大好きだし、幸せにしたい!って凄く思ってる。でも、毎日毎日、不安で...きっとmomが恋しいんだと思う。ワタシがmomになってあげたかったけど、無理があるかもしれない。」と伝え、
相方さんは少し黙って...「分かった。」と言い、
仕事に出る前にCさんに電話をし、泣くのを我慢して事情を説明し、
「Maryちゃん、それは大変だよ!もう頑張らなくていいから!今日、何時に仕事から戻るの?」と聞かれたので、
「調整をして2:30pmには自宅に戻るようにします。」と話し、引き取りに来てもらうことにして。
電話が終わってからバイクのエンジンをかけて乗ったら...
急に込み上げてきて、一人、大泣きしました。
遅刻するので、そのままバイクを走らせ、それでも涙は止まらず。
本当に不甲斐なくて、うちに来たのに寂しい思いをさせてしまい...
子猫ちゃんに申し訳なくて。
眠気と悲しみ、寂しさ...色々な感情の中、仕事をして、
お昼過ぎ、全然見ていなかったケータイを見ると、相方さんから着信があったので、
「電話気が付いてなくて遅くなってごめんね。どうしたの?」というと、
「いや、チビちゃん、どうするのかな?って思って...。俺は我慢出来るし...。」
と心配をしていて。
相方さんは気難しいところもあるけど、
動物を人一倍愛し、思う気持ちには本当、感謝と...
この人のこういうところが凄く素敵で、優しい人だな。
と、改めて実感。
ワタシ、自分が人間より動物のが好き!みたいなところがあるから、同じ感覚を持った人と結婚出来て良かった!!と思えました Lol
でもワタシは、
「迷惑は掛けたくないし、ワタシなりに調べたり相談に乗ってもらいながらやれる事、出来ることはしたつもりなんだ。これ以上は身体も心も駄目になるし、もう既に情が湧いてるのに、これ以上いたらもっと辛くなるから。だからCさんに連れていってもらって、保護の方々に連れていってもらった方がいいと思う。」
と話し、
「とにかく後でまた電話して!」
と言われ、電話を切りました。
2:20pm頃に自宅に戻り、Cさんが家に来て、ぐっすり寝ている子猫ちゃんを連れて行く為に、ベッドの板を外したら、
ひどく威嚇をし、逃げ回り、やっと捕まえて。
Cさんは、
「これはMaryちゃん厳しいよ!本当に臆病な子だね。革手袋してたから平気だけど、素手だったら大怪我しちゃうよ!」
「lilyちゃんも、同じ頃に捕まえて近所に貰ってもらった子も、こんな態度はしなかったし、夜泣きもそんなしてなかったみたいよ!」
と言いながら、首根っこを持って、すっかり大人しくなった子猫ちゃんをまた洗濯ネットに入れて、上着の下に入れて帰って行きました。
子猫ちゃんと一緒に過ごしたのは、たった5日間。
だけど、今までの生活を忘れてしまうほど濃くて、ワタシには実際の時間より倍くらいに感じて...
すっかり静かになってしまったベッドルームで掃除をしながら、また...
「チビちゃん、ごめんね...ワタシ寂しいよ...。絶対、幸せになってね...いや、なれるよ。チビちゃんは可愛い顔してるし、保護の人たちはワタシみたいな素人じゃないから上手に接してくれて、可愛がってもらって愛を知って、人馴れして、優しい家族に必ず出逢えるよ...」と思いながら泣きまくりました。
子猫ちゃんの鳴き声が耳に残り、切なかった。
いなくなった水曜日、
今日はゆっくり寝よう。2日間、入れなかったお風呂に入り、さっぱりしよう。
と思ったものの、汚い話、お風呂に入る気力がなく、早めにベッドに入ったものの、しばらく寝付けませんでした。
一気に疲れが出て、頭痛もしだして身体は辛いのに寝付けない。
今日くらいから精神的にも少し落ち着いてきましたが...。
猫ちゃんの扱い的なことは知ってるつもりでいました。
でも、野良猫ちゃんは捨てられた子とも違い、扱いが難しい子も多いそうです。
ある意味、勉強になりました。
子猫ちゃんは水曜日、以前からCさんがコンタクトを取っていた保護の方々に引き渡したそうです。
環境の変化よる不安、momから離されてしまった寂しさ、色々あったと思います。
でも...
Cさんがお腹のところに入れて車を運転していた際も静かで、保護の方に抱っこされても静かにしていたとのこと。
...確かに、Cさんが保護をしてワタシの膝の上に置いてたときも大人しかった。
温もりが欲しかったんだな...。
と実感しました。
無理をせず、心を開くまで見守ることも大事だけど、
夜泣きをした時、たとえ威嚇されても噛まれても、なんとか洗濯ネットに入れてから抱っこしてあげてたら、温かくて安心して静かになってくれたのかもしれません。
人間も同じ。
温もりは安心出来るもの、心地いいもの。
赤ちゃんなら尚更。
それをしてあげれなかったことは本当に申し訳ないと、今でも思います。
lilyと今回の子猫ちゃんのmomは、子供たちがいなくなって心配しているんでしょう。
毎日Cさんのお店に来て、店の中を恐々しながら探しているらしいです。
それも切ない...。
でも、先のことを考えたなら保護はするべき!と思います。
なんとか、本当に何度も...momを保護しようとしているものの、警戒心が強く、全く捕まらないのだとか...。
今回の子猫ちゃんを使って、保護をする方々が捕獲する努力をするとのことです。
捕まるといいな...。
momを捕まえなければ、また子供を産んで、可哀想な子たちが増えてしまう。
犬は年々、殺処分されてしまう子が減っていますが、猫に関しては横ばい、または増加しているところもあります。
苦情などが原因で、野良猫ちゃんは連れて行かれ、何の罪も無いのに殺されます。
殺処分の半数以上が子猫。
信じられないです。
殺されるのはもってのほか、人間に迫害される為に生まれてきた訳じゃないんですから。
ワタシはそう強く思います。
ワタシは、猫も犬も同じ様に好きです。
猫派だ、犬派だ、そんなものはありません。
両方の良さ、可愛さがあります。
今回は、ずっと一緒にいることは出来ませんでしたが、
またいつか、
何か、突発的でも偶発的でも、飼おう!と思って飼うにせよ、
いずれにしても...それは全て運命だし、
そんなときがやってきたらいいな... <3
と思っています!!!
家族に言いたいです...
人間だけではなく、見慣れているせいもあるんでしょうが、動じることなく受け入れていたcharlotteには本当に感謝です!!!
親バカですが、本当に優しい子です。
そして、急に連れ帰っても怒らず受け入れて、最後まで何とかしてあげたい。と心配をし、仕事中にも関わらず何度も電話をくれた相方さん。
勝手に連れてきて、返してしまうのも決めっちゃって...本当にごめんなさい。
そして、本当にありがとう。
とっても優しい貴方を尊敬します。
そして、 本当は... Sophiaって名前も付けていた、チビちゃん... ごめんね。 いっぱい抱きしめてあげれば良かった。
でも、ちゃんと保護の方々のところに行ったんだから安心しています。
必ず素敵な家族にめぐり逢います。
心から信じています。
夜中、リビングにきてフェレットのsarahを見てたね...。